市場は、需要と供給で決まる。
株式も売る人と、買う人のバランスで価格が形成される。
成長が見込めず、買う人より売る人が多ければ下がらざるを得ない。
当然に不動産も、需要と供給のバランスで、価格が決まっていく。
少子化の日本では、人口が減少を続ける限り
需要より供給が上回り、全ての物がだぶつき下落していく。
小手先の対策は打っても
根本的にはどうすることも出来ず、
すべてが右肩下がりにならざるを得ない。
この経済の原理、市場のメカニズムを理解した上で、
あらゆる産業が対処していかねばならない。
私がたずさわるこの不動産業も、供給が需要を上回る限り
家賃も地価も住宅も上昇はない。
そのことを前提に、
これからの対策を考えていかねばならないだろう。
難しい時代である。 -h-