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バブル時代はもう来ない

2016年2月26日

前回記事の続きのようになるが
今回の国勢調査で
日本の人口が初めて減少した。
恐らく人口減というこの傾向は、止まらないと思われる。

新規大型団地の分譲地の売り出し開始日に、早朝から現地に並んだり
抽選を待ったり
そんな時代は、遠い昔のことになってしまった。

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ものの値段や給料が、どんどん上がったりすることも遠い過去の話になった。
前回、需要供給の話を書いたが
需要が供給を下回る時代は
インフレも、ましてやバブルも来ることはない。
たぶん、どんな政策を国が打とうが
供給が需要を上回る限り、
インフレにはならない。
あんなに物価もすべてが上がった高度成長期の憎きインフレも、
これからは人口減が続く限り
至難のことと思われる。

たった2%のインフレ誘導も
黒田日銀総裁が、あらゆる政策を尽くそうが
人口減に伴う、需要供給のバランス上、
至難である。

即ち、もうバブル時代は来ない。
部分的なミニバブルはあっても
日本の社会全体がバブルになることは
有史上初めての人口減の日本では、もう考えられない。

バブル……ある意味、いい時代だったと語られる時が来るのかもしれない。 -h-

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