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2017年4月9日 : Comments (0)

1年で最も動くといわれてきた不動産業の賃貸部門の3月も
静かに過ぎ去った。
結論から言うと、退去だけはあるが、新規入居が極めて低調であった。
空き室減どころか、4月になってみると
逆に増えてしまっている。

現状でも有り余っているにもかかわらず、人口減少時代にもかかわらず、
低金利、相続税対策、将来の収入確保、などなどいろんな理由をつけて
新築着工されていく。
需要以上の供給がなされていく。
新築時は埋まるが、それもいずれ古くなる。
そして空いていく。
いずれ賃貸バブルが一気にはじけるであろう。

賃貸に限らず、空家率は上昇の一途である。
地方に限らず、日本全国で
ここも空家、あそこも空家…ゴーストマンション、ゴーストタウンが
深刻な社会問題となることが予想される。

毎年3月を終るたびに思う、
不動産屋の実感である。 -h-
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