近年の不動産業環境の変化について、
率直に感じることを書いてみたいと思います。
少子高齢化で人口の減少は止めることが出来ず、
様々な産業に影響を及ぼしてきています。
不動産業も例外ではなく、需要と供給が確実に逆転し、
供給過多の状況が続いていくと思われます。
即ち賃貸であれば、
空き室率は間違いなく今後も上昇していくでしょう。
供給が需要を上まわり続ければ、家賃もそして地価も
下がらざるを得ない。
マクロ的には上記の通りで
現場の実態でいうと、こういう状況であれば
家主様もそれなりの営業努力をしないと、
従来通りに不動産業者に任せっぱなしでいると、
難しい現実にぶつかることになる。
最近、大手の不動産業者にたのんでいた依頼者が
よく相談にこられる。
寄らば大樹で大手なら安心だ、だったんだが
現実なかなか成約をみないと、しびれを切らされることになる。
任せっぱなしではだめなんです。
未成約物件が多くなりすぎて目が届かず、力が分散される。
結果、さらに決まらない。
我々無名の小さな不動産やのほうが、まだ目が届きやすかったり
小回りがきいたりする。
ただ当社も期待を裏切らないため、
今や家主様や依頼者を選ばないといけなくなりつつある。
小人数で動いているため、
どうしても仕事を選ばないといけない状況です。
当社の仕事は大きく分けて3つの柱があります。
①賃貸の仲介、管理
②売買の仲介
③買い取りとその販売(競売等)
3本の柱をバランスよく伸ばしていきたいと考えています。
よって力の配分、時間の配分に限界があります。
以上、今回は現状の分析、認識を書きました。
追って我々業者、家主様、依頼者様等の
今後の対策、方法について書きたいと思います。 -h-
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