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不動産業環境の変化について~その1

2010年10月14日

近年の不動産業環境の変化について、
率直に感じることを書いてみたいと思います。

少子高齢化で人口の減少は止めることが出来ず、
様々な産業に影響を及ぼしてきています。
不動産業も例外ではなく、需要と供給が確実に逆転し、
供給過多の状況が続いていくと思われます。
即ち賃貸であれば、
空き室率は間違いなく今後も上昇していくでしょう。
供給が需要を上まわり続ければ、家賃もそして地価も
下がらざるを得ない。
東京 008
マクロ的には上記の通りで
現場の実態でいうと、こういう状況であれば
家主様もそれなりの営業努力をしないと、
従来通りに不動産業者に任せっぱなしでいると、
難しい現実にぶつかることになる。

最近、大手の不動産業者にたのんでいた依頼者が
よく相談にこられる。
寄らば大樹で大手なら安心だ、だったんだが
現実なかなか成約をみないと、しびれを切らされることになる。
任せっぱなしではだめなんです。
未成約物件が多くなりすぎて目が届かず、力が分散される。
結果、さらに決まらない。

我々無名の小さな不動産やのほうが、まだ目が届きやすかったり
小回りがきいたりする。

ただ当社も期待を裏切らないため、
今や家主様や依頼者を選ばないといけなくなりつつある。
小人数で動いているため、
どうしても仕事を選ばないといけない状況です。

当社の仕事は大きく分けて3つの柱があります。
①賃貸の仲介、管理
②売買の仲介
③買い取りとその販売(競売等)
3本の柱をバランスよく伸ばしていきたいと考えています。
よって力の配分、時間の配分に限界があります。

以上、今回は現状の分析、認識を書きました。
追って我々業者、家主様、依頼者様等の
今後の対策、方法について書きたいと思います。 -h-
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