小さな諍いも、けんかも国家間の戦争も
要するに、正義と正義のぶつかり合いの中で起こる。
どちらもそれなりに正しいのだ。
正しいから争いになる。
お互い正しいからやっかいなのだ。
双方の主張は、それぞれの立場で正しいことが多い。
我々の仕事も、仲介という仕事が多い。
売り主の立場、買い主の立場
家主の立場、借り主の立場の間に立ってする仕事が多い。
だから私はどちらの側の立場だけにたつのではなく
客観的に正しいであろうという判断のもと、
作業を進めることにしている。
どちらか一方の立場に立ちすぎると
後がやっかいである。
正論同士がぶつかりあう時は、より冷静な判断が求められる。
どちらにもそれなりに言い分がある時代であるからだ。 -h-